事象
vSAN Observer の stats.html を開くもこんな事象です。
本事象は Chrome や Firefox などの最近のブラウザのセキュリティ設定が原因です。
規定値ではローカルファイルから他のファイル、URL のデータを読み込まない設定になっています。
With vSphere 6.7 Update 2, VMware is announcing the deprecation of external PSCs.昨年秋の vSphere 6.7 Update1 リリース後に、同じく公式ブログや KB で外部 PSC は非推奨になる、とアナウンスされていましたが vSphere 6.7 Update2 からは正式に「外部 PSC は非推奨」となったのでこれから導入される、バージョンアップされる方は注意が必要です。
esxcli storage san fc reset -A vmhbaX
[root@tokyo-esxi01:~] esxcli hardware pci list
~中略~
0000:18:00.0
Address: 0000:18:00.0
Segment: 0x0000
Bus: 0x18
Slot: 0x00
Function: 0x0
VMkernel Name: vmhba0
Vendor Name: Avago (LSI Logic)
Device Name: Dell HBA330 Mini
Configured Owner: VMkernel
Current Owner: VMkernel
Vendor ID: 0x1000
Device ID: 0x0097
SubVendor ID: 0x1028
SubDevice ID: 0x1f53
Device Class: 0x0107
Device Class Name: Serial Attached SCSI controller
~以下略~この様な形で、vSAN HCLのサイトに掲載されているVID、SVID、DID、SDIDを正確に確認する事が出来ます。
[root@tokyo-esxi01:~] esxcfg-scsidevs -avmhba0 lsi_msgpt3 link-n/a sas.54cd98f047153a00 (0000:17:00.0) Avago (LSI Logic) Dell HBA330 Minivmhba1 vmw_ahci link-n/a sata.vmhba1 (0000:00:11.5) Intel Corporation Lewisburg SATA AHCI Controllervmhba2 vmw_ahci link-n/a sata.vmhba2 (0000:00:17.0) Intel Corporation Lewisburg SATA AHCI Controllervmhba3 vmw_ahci link-n/a sata.vmhba3 (0000:65:00.0) Marvell Technology Group Ltd. Dell BOSS-S1 Adapter
[root@tokyo-esxi01:~] vmkload_mod -s lsi_msgpt3 | grep -i versionVersion: 17.00.02.00-1vmw.670.3.73.14320388
[root@tokyo-esxi01:~] vmkchdev -l | grep vmhba00000:17:00.0 1000:0097 1028:1f53 vmkernel vmhba0
検証環境などで作り直しが多く発生する環境で、証明書期限が切れたり作業環境に取り込んだ証明書が以前のものとダブっててアクセスできなかったり、Windows では大丈夫なのに Mac の Chrome などのブラウザで弾かれてしまうといったことがあります。
今回はそれらの回避方法の覚え書きです。
上画面のように Chrome で検証環境の Web UI にアクセスした際に、証明書の許可が出来ない時などに " NET::ERR_CERT_INVALID " のエラーコードや、" このウェブサイトからいつもとは異なる誤った認証情報が返されました "などと表示されます。
いつもなら無視して先にすすめるのですが、上画面のように無視して先に進めない場合は以下の二通りの方法で回避が可能です。
とりあえず回避する方法では、上記の " NET::ERR_CERT_INVALID " のエラーが表示された画面で
thisisunsafe
とキーボードで打つだけです。
※ 画面上に何も表示されませんが、thisisunsafe と打てば画面が次に進むはずです。
毎回打つのがめんどくさい、以前証明書を取り込んだのが悪さしているかも?という場合は次の手順を行ってください。
※ Mac OS の場合、Windows で問題なかったサイトでも " NET::ERR_CERT_INVALID " が表示されることがあります。その時は面倒ですが thisisunsafe してください。
今回は以前の投稿(vCenterの証明書取り込み)の環境の証明書を削除します。
いつものように接続するには以前取り込んだ証明書を管理コンソールから削除する必要があります。
cat /usr/lib/vmware-vmca/share/config/certool.cfg## Template file for a CSR request## Country is needed and has to be 2 charactersCountry = USName = CAOrganization = VMwareOrgUnit = VMware EngineeringState = CaliforniaLocality = Palo AltoIPAddress = 127.0.0.1Email = email@acme.comHostname = server.acme.com
chrome://net-internals/#hsts