ad1

2023年12月10日日曜日

Live Optics を利用した仮想化基盤の詳細アセスメント(2024年版)

今回は VMware Explore 2023 Tokyo のテックステージの LT で沢山の人に資料公開予定ありますか?と言われていた LiveOptice の Deep な使い方をよく頂く質問と合わせてご紹介します。 

※本投稿は vExperts Advent Calendar 2023 の 12/10 参加記事となります。https://adventar.org/calendars/8879

LiveOptics ネタは久々の投稿ですが、過去に投稿した LiveOptics 関連の記事は以下。

Live Optics の使い方のポイント

2023年12月8日金曜日

vSphere 8.0 U2・vSAN 8.0 U2 機能強化・アップデート情報

春先に vSphere 8.0 Update1 の話をまとめたと思ったら8月の VMware Explore 2023 で vSphere 8.0、vSAN 8.0 Update2 が発表され、9/22 には IA (Initial Availability) リリースされ、10/13 には GA (General Availability) となりました。

※  IA (Initial Availability) と GA (General Availability) についてはこちらの公式 Blog を参照してください → The vSphere 8 Release Model Evolves

だいぶまとめが遅くなりましたが、今後の個人的な覚書として整理しておきます。

公式アナウンス・リリース情報はこちら

最近は公式 Blog と並行して Core Techzone の記事が非常に多いので追うのも大変ですが、一通りまとめておきます。

公式 Blog / Core Techzone

vSphere 8.0 U2 について

vSAN 8.0 U2 および vSAN Max について

VMware Explore 2023 Tokyo オンデマンドコンテンツの紹介

先月開催された VMware Explore 2023 Tokyo のオンデマンド配信が 12/22 までの期間限定で公開されております。

おかげさまで担当した vSAN ESA Deep Dive がアンケート評価でトップになりました、ありがとうございます。

vSAN Express Storage Architecture (vSAN ESA) Deep Dive はこちら👇

資料もダウンロード可能ですので、今後の vSAN ESA の導入検討にご活用頂ければ幸いです📝



2023年11月13日月曜日

vCenter 8.0 Update 2 vCLS Retreat Mode (退避モード) の UI 組み込み

 vCenter 8.0 U2 では vSphere の機能強化リクエスト「アイデアポータル」でも以前からリクエストが上がっていた vCLS 退避モード (vCLS Retreat Mode) が vSphere Client の UI から設定可能となりました。

※ 本機能追加は vCenter 7.0 U3o にもバックポートされました。

簡単に画面で紹介します。

以前のバージョン (vCenter 8.0u1 以前) では各クラスタの構成メニューの配下にある「vSphere クラスタサービス」の項目は vCLS VM を配置するデータストア設定のみが表示されています。


vCenter 8.0 Update 2 地味に良くなった vSphere Client の UI (リソースメーターの復活)

vCenter 8.0 Update 2 では、8.0 GA のときから不評がでていたサマリ画面における「リソース利用率」を示すバーが復活しました。

その他幾つか画面デザインが変わっているので簡単にご紹介します。

vCenter 8.0 Update 1 までの UI

まず、クラスタのサマリ画面。CPU やメモリ、ストレージのリソース利用率を示す割合がテキストのみで表示されており、パッと見でどれくらい使わているのか判断し難いです。

vCneter のアイコンは 7.0 以降で採用されたアイコン。


2023年9月20日水曜日

最近の ESXi では以前のクラスタで作成した vSAN パーティションを Host Client の GUI から消せる

最近、お客様の PoC 環境の再構築を手伝う中で気付いたことですが、ESXi 6.7 U3、ESXi 7.0.x と ESXi 8.0.x の Host Client で以前利用していた vSAN データストアの情報が残った vSAN ドライブの中のパーティションを簡単に削除できるようになっていました。
いつからこの機能使えたのだろうか?

今まで esxcli vsan storage remove -u <Disk UUID> コマンドで一つづつ削除したり、 ESXi のインストール時の Kickstart で clearpart --all 仕掛けていた手間を考えたらかなり楽...

ここ数年は Nested 環境で検証することがメインだったので、たまには実機器で検証して手を動かさないとだめですね...

2023年5月29日月曜日

vSphere 8.0 U1・vSAN 8.0 U1 機能強化・アップデート情報

vSphere 8.0 U1、及び vSAN 8.0 U1 が3月に発表され、4月18日に GA され一ヶ月以上経ってしまいましたが整理できてなかったので、今更ながら質問されたときの私自身のポインター用にまとめました。

公式のアナウンス関連はこちら

今回は vSphere、vSAN 以外にも PowerCLI と SRM/vSR と Converter にいい感じの Update が降ってきたのでご紹介

リリースノート

※ その後、2023/6/1 に vCenter と ESXi (特に vSAN) に関しての重大なバグ修正が入った vSphere 8.0u1a がリリースされているので特に既存環境からのバージョンアップ時には 8.0u1a を必ず使用してください。

Core Tech Zone Blog

公式 Blog 系

PowerCLI 関連の Update

Site Recovery Manager と vSphere Replication

今回も個人的に興味を持っている vSphere・vSAN の機能強化についてまとめました。

それぞれのページ内リンクはこちらから

vSAN 8.0 Update 1 で気になる機能強化

  • vSAN Disaggregated Storage (旧称 vSAN HCI Mesh)の機能強化、サポート拡大
    • vSAN ESA の Disaggregated Storage
    • vSAN ストレッチ クラスタの Disaggregated Storage (vSAN OSA)
    • 複数の vCenter Server を使用したクラスタ全体の Disaggregated Storage (vSAN OSA)
  • パフォーマンスの最適化、持続性・柔軟性の向上
    • vSAN ESA Adaptive Write Path
    • vSAN ESA Helper Threads による VMDK 単位の処理能力向上
    • vSAN ESA での持続性コンポーネント (Durability Components)
    • カスタマイズ可能なネームスペースオブジェクト
  • 管理の簡素化
    • vSAN ESA デフォルト ストレージ ポリシーの自動ポリシー管理
    • Skyline Health インテリジェント クラスタの健全性スコア、診断、修正
    • より詳細なパフォーマンス解析 (サンプリング間隔の短縮)
    • VM I/O トリップアナライザーのタスクスケジューリング
  • クラウドネイティブストレージ関連機能の強化
    • ESA におけるCloud Native Storage のサポート
    • Data Persistence Platform (vSAN DPp) の通常 vDS サポート
    • vSAN Direct Configuration を使用した Persistent Volume のシックプロビジョニング

vSAN は ESA (Express Storage Architecture) の機能拡大と旧称 HCI Mesh の vSAN Disaggregated Storage (日本語訳だと"分離されたストレージ"...とかなり変...)の強化が大きなポイント、その他管理系の機能の最適化が実施されました。

vSphere 8.0 Update 1 で気になる機能強化

これ以外にも多々、詳細はリリースノートや公式 Blog を参照願います。
やはり、無印 → U1 だと機能強化項目が多いですね

その他関連するプロダクトの最新情報

過去30日でアクセスの多い投稿