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2020年7月31日金曜日

vRealize Operations の標準ダッシュボードを削除してしまった際の復元方法

vRealize Operations Manager のダッシュボードを編集する際、ボーっとして操作すると「ダッシュボードの削除」を間違って押してしまいダッシュボードが vROps 無いから削除されてしまう事があります...
何で「ダッシュボードの削除」ボタンが上から2番目という押しやすい場所にあるのかは謎です...

ダッシュボードそのものを"削除"してしまった場合

ダッシュボードを開いた状態で「アクション」 > 「ダッシュボードの削除」を選ぶと、ダッシュボードそのものが消し去られます。
ダッシュボードタブから非表示にしたい場合は「メニューからダッシュボードを削除」を選択する必要がありますが、似た操作名でインパクトのあるものが上にあるので操作する際は気を付ける必要があります。

vRealize Operations の標準ダッシュボードで「ダッシュボード時間」の切り替えを有効にする方法

検証環境の vRealize Operations Manager の 7.x から 8.x にバージョンアップした際に気になった事でした、各ダッシュボードの右上にある「ダッシュボード時間」の切り替えがグレーアウトしている事象があります。
デモ用環境なのでコロナ禍で出番無くずっと放置していましたが、今回はその修正方法を覚え書きしておきます

2020年5月15日金曜日

vRealize Operations Manager の VxRail 用 Plugin を使ってみる

今年(2020年)の初めに VxRail 用の vRealize Operations (以下 vROps) 用 Plugin がリリースされ、ラボ環境の vROps に組み込んでいたのですが、すっかりレポートを忘れていたのでご紹介します。
※ 2020年5月時点の vROps の最新バージョンは 8.1 ですが、画面は vROps 8.0 の時のものです。

vROps 用プラグインの入手

まず、vROps など VMware 製品に機能拡張するためのプラグイン(コンテンツパック)やアドオンツールを公開している Solution Exchange と呼ばれる Marketplace にアクセスします。
https://marketplace.vmware.com/vsx/



様々な VMware 製品に対応する様々なパートナーメーカー製品用の各種ツールが公開されております(ツールによってはそのメーカーのサポートサイトへのリンクだったりします)

例えば今回の様に " VxRail " 用のプラグインを探したければ、検索ボックスに " VxRail " と入力すれば目的のものはすぐに見つかります。

https://marketplace.vmware.com/vsx/search/VxRail



https://marketplace.vmware.com/vsx/solutions/management-pack-for-vxrail-1-0?ref=search

今回の VxRail 用プラグインは DellEMC のサポートサイトからダウンロードされるため、DellEMC 側のサポートサイトのアカウントを保有している事が前提となります。
ダウンロードした Zip ファイルを解凍し、vROps のプラグイン追加画面でアップロードします。

※ プラグインの利用ガイドも公開されております。
https://www.dellemc.com/en-us/collaterals/unauth/technical-guides-support-information/products/converged-infrastructure/docu97002.pdf

プラグインの導入

基本の vCenter、vSAN の有効化

まずは vROps の画面から「管理タブ」> 「ソリューション」> 「クラウドアカウント」 で基本となる収集対象の vCenter を登録し、同じ vCenter に対して vSAN の構成も有効化します。


VxRail プラグイン(コンテンツパック)の追加

VxRail 用プラグインの追加は先ほどダウンロードしたファイルを Web UI 上でアップロードする事で簡単に適用できます。
「管理」>「リポジトリ」>「追加/アップグレード」を選択します。 

ZIP を解凍して .pak ファイルを選択し、アップロードします。

アップロードしたファイルを適用するとすぐに利用可能になります。


プラグインの追加は以上で終わります。
次に VxRail クラスタの接続情報を入力します。

VxRail アプライアンスの vCenter 設定追加

リポジトリにプラグインを追加すると以下の様に VxRail の枠が確認できます。

続いて VxRail への接続設定を入力します。

vSAN の時と同じく、vCenter の FQDN と認証情報を入力し「追加」を実行します。

vSAN の隣に VxRail の枠が追加されました。

ここまで出来たら後は「ダッシュボード」画面でダッシュボードやビューを追加します。
それぞれの項目に「VxRail ***」といった形でカスタムダッシュボードが追加されている事が確認できます。


ビューの追加も 「VxRail ***」と名の付くビューが用意されていますので適宜追加利用します。

試しに追加した カスタムダッシュボードでは、Performance、環境オーバービュー、キャパシティオーバービューなど、vSAN クラスタとしてのモニタリングで必須項目の他、VxRail クラスタとして押さえておくべきグラフ関連が標準で用意されます。

このままでも利用できますし、皆様の用途に応じてさらにこのダッシュボードをカスタムすることももちろん可能ですので、VxRail と vROps を併用している方は無償で利用できるプラグインですので是非ご利用ください。


ラボの機器は電源が足りなくて片系しか給電していないのでいつも警告が上がっています…

キャパシティ傾向なども実際に使っていくともう少し変化が見られますが、導入したばかりだときれいな状態のままです...


そろそろこの環境も最新の vROps 8.1 にバージョンアップして、次回は vROps 8.1 でのアップデートなどを実機画面でご紹介しようかなと思います。

2019年5月15日水曜日

vRealize Operations を活用した vSAN 6.7 の運用最適化

先日、Dell Community でのディスカッションで vRealize Operations (vROps) について触れる事があり、あまり vROps の最新機能について知られていないようなのでご紹介します。
Dell Community : VxRailに実装されているvRealize Log Insightについて

※ 細かい vROps plug-in の有効化方法や vROps そのものの View の詳細紹介は公式ガイドの他、vExpert 中川さんが公式ブログでも紹介しているのでご参照ください。
https://blogs.vmware.com/jp-cim/2018/12/vrops-6-7-nakagawa-part5.html

vROps HTML5 vSphere Client plug-in の活用

vCeneter 6.7 から HTML5 vSphere Client に vRealize Operations の View がplug-inで取り込まれましたが、vSAN のモニタリング機能としても特化した活用が可能です。
※ vCenter 6.7 と vROps 7.x サポートされるバージョンとなります。

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