vCenter 8.0 U2 では vSphere の機能強化リクエスト「アイデアポータル」でも以前からリクエストが上がっていた vCLS 退避モード (vCLS Retreat Mode) が vSphere Client の UI から設定可能となりました。
※ 本機能追加は vCenter 7.0 U3o にもバックポートされました。
簡単に画面で紹介します。以前のバージョン (vCenter 8.0u1 以前) では各クラスタの構成メニューの配下にある「vSphere クラスタサービス」の項目は vCLS VM を配置するデータストア設定のみが表示されています。
8.0 U2 以降 (または 7.0U3o 以降) ではここに 「全般」> 「vCLS モード」が追加されました。
クラスタ全体のシャットダウン時など、メンテナンスのときには UI から簡単に vCLS 退避モードに移行できるようになりました。
退避モードに移行すると vCLS VM は自動で削除されます。
退避モード中は状態を示す警告が表示されます。
この状態では vCLS を必要とする DRS などの機能は停止します。
vCLS 退避モードの解除も UI から簡単に変更するのみです。
vCLS を通常モードに戻すと vCLS VM も自動的に再配置されます。
以上簡単ですが、vCenter 8.0 U2 (または vCenter 7.0 u3o) で強化された vSphere Client UI での vCLS 退避モードへの移行でした。
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