最近、お客様の PoC 環境の再構築を手伝う中で気付いたことですが、ESXi 6.7 U3、ESXi 7.0.x と ESXi 8.0.x の Host Client で以前利用していた vSAN データストアの情報が残った vSAN ドライブの中のパーティションを簡単に削除できるようになっていました。
いつからこの機能使えたのだろうか?
今まで esxcli vsan storage remove -u <Disk UUID> コマンドで一つづつ削除したり、 ESXi のインストール時の Kickstart で clearpart --all 仕掛けていた手間を考えたらかなり楽...
ここ数年は Nested 環境で検証することがメインだったので、たまには実機器で検証して手を動かさないとだめですね...
操作は簡単で、
Host Client (画面は 8.0u1)で vSAN で利用していたデバイスを選択
vSAN ファイルシステムのパーティションが切られていますが、このままでは次にクラスタを組んだ際に vSAN に組み込めないのでパーティションを削除します。
アクションから「パーティションテーブルをクリア」を選択。
確認場面で「はい」をクリック。
あっさり削除完了です。
※ 以前はここでエラーで失敗してしまい、esxcli などで消していました。
もちろん、vSAN を現在利用中のクラスタでこの処理は当然エラーで弾かれます、ESXi ホストを初期化してハードウェアを再利用する際の手順となりますのでご注意ください。
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