一昨年頃からいろいろと VMware 関連の情報ページが再編・新設されており、有益なものは都度記事にまとめてましたが、改めてベストプラクティス系の資料が集まったサイトを整理したいと思います。
※ 昨年から今年にかけてまとめた記事、ダブった内容もありますが結構書いてました。
これらサイトの中身、全部目を通す必要は全くありませんが、どこにどんなコンテンツがあるのか見出しだけでも眺めておくと今後業務で必要になった際に素早く情報にたどり着けますので参考にしていただけると幸いです。
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2020年6月20日土曜日
2020年6月15日月曜日
ESXi 6.x 以降でシステムリソースの予約値を変更する方法
vSphere 5.5 (ESXi 5.5) までは vSphere Client で値の変更が出来たシステムリソース(ESXi Kernel のリソース)の予約値ですが、vSphere 6.0 以降では変更が出来なくなってしまいました。
あえて修正しなくてもベストな値が自動で反映されているので通常は修正する必要はありませんが、各 ESXi 毎に予めシステムリソースの予約値を多めに確保しておきたい場合や、ホームラボ用途で予約値を減らしたいという場合もあるので、本記事では PowerCLI を利用して変更する方法を記します。
※ 正式な手順ではないので設定する場合は必ず事前検証、場合によっては各メーカーサポートへの確認を行ってください。変更すると公式サポートが受けられない可能性があります。
※ あと、だいぶ前に見た KB で今見つからなかったのですが、vSphere のバージョンアップ時などに設定がリセットされる事象があったのでもしかしたら今のバージョンでも元に戻る仕様かもしれません。
本記事は LucD さんの VMTN での助言をベースにしています。
このシステムリソースの予約、vSphere 5.5 までは vSphere Client の画面上にて編集する事が可能でしたが、vSphere 6.0 以降では vSphere Client では編集が出来ません(上記画面上で編集ボタンがそもそもない)。
※ これは設定に応じて適切な値が自動で予約されており、意図的にリソースを減らされて ESXi Kernel が不安定になる事を防止するために変更されたものと思われます。
今回はこの値を PowerCLI を利用して変更する方法をご紹介します。
あえて修正しなくてもベストな値が自動で反映されているので通常は修正する必要はありませんが、各 ESXi 毎に予めシステムリソースの予約値を多めに確保しておきたい場合や、ホームラボ用途で予約値を減らしたいという場合もあるので、本記事では PowerCLI を利用して変更する方法を記します。
※ 正式な手順ではないので設定する場合は必ず事前検証、場合によっては各メーカーサポートへの確認を行ってください。変更すると公式サポートが受けられない可能性があります。
※ あと、だいぶ前に見た KB で今見つからなかったのですが、vSphere のバージョンアップ時などに設定がリセットされる事象があったのでもしかしたら今のバージョンでも元に戻る仕様かもしれません。
本記事は LucD さんの VMTN での助言をベースにしています。
- Host System Resource Allocation / Reservation via PowerCLI
https://communities.vmware.com/thread/326950
システムリソースの予約値とは?
システムリソースの予約とは、ESXi が動作するために最低限確保している CPU とメモリのリソース予約値で vSphere Client からホストを選択し、設定 > システム > システムリソースの予約 を開く事で確認できます。このシステムリソースの予約、vSphere 5.5 までは vSphere Client の画面上にて編集する事が可能でしたが、vSphere 6.0 以降では vSphere Client では編集が出来ません(上記画面上で編集ボタンがそもそもない)。
※ これは設定に応じて適切な値が自動で予約されており、意図的にリソースを減らされて ESXi Kernel が不安定になる事を防止するために変更されたものと思われます。
今回はこの値を PowerCLI を利用して変更する方法をご紹介します。
2020年6月12日金曜日
ストレージ性能設計・検証のすすめ② : ストレージの性能を考慮した vSAN ハードウェア構成の組み方
昨年末に書いた vSAN 性能検証の記事の続きで、本当はもっと早めに投稿したかったのですが色々な調整でなかなか纏められずにいた記事です。
- ストレージ性能設計・検証のすすめ① : vSAN 性能検証時に取得する情報
- ストレージ性能設計・検証のすすめ② : ストレージの性能を考慮した vSAN ハードウェア構成の組み方(本投稿)
- ストレージ性能設計・検証のすすめ③ : 性能試験を実施する際の考慮点
本記事で書いている内容は先日の VMware 公式ブログでも紹介があった vSAN を構成するハードウェアに観点を置いた内容となります。
個人的なサイジングの考えが前提だったので、今まではパートナー様やお客様向けの勉強会で紹介していた内容ですが、公式側でも同様の見解でアナウンスが出たので公開する事にしました。
個人的なサイジングの考えが前提だったので、今まではパートナー様やお客様向けの勉強会で紹介していた内容ですが、公式側でも同様の見解でアナウンスが出たので公開する事にしました。
本記事は長文でダラダラと書いていますが、シンプルに本記事で伝えたい事をまとめると、All Flash 構成で大容量の SATA を組み込むときは SATA の特性を理解して欲しい、All Flash vSAN だからって油断して少数の大容量 SATA SSDで組んでしまうと性能が出ない時もあるから注意して欲しい、という内容になります。
「vSAN で思ったような性能が出ないじゃん!」となってしまう前に、本来のハードウェアとしてのサーバー構成の考慮点や、vSAN としてハードウェア性能を最大限に引き出すポイントをご紹介します。
「vSAN で思ったような性能が出ないじゃん!」となってしまう前に、本来のハードウェアとしてのサーバー構成の考慮点や、vSAN としてハードウェア性能を最大限に引き出すポイントをご紹介します。
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