https://blogs.vmware.com/PowerCLI/2018/02/powercli-10.html
VMware Code のサイトも一気に飛んでいます。
https://code.vmware.com/web/dp/tool/vmware-powercli/10.0.0
※ 最新版への固定 URL は https://code.vmware.com/tool/vmware-powercli
今回のアップデートで、元々 "vSphere PowerCLI" が正式名だったのが "VMware PowerCLI" に切り替わったことと、Ver 10.0 は初期リリースから10年を機に切り替えたとのこと。
また、大きな機能拡張としてはLinuxやMacなど、PowerShell Core 6.0が動作している環境でのPowerCLI利用が正式サポートになったことです(以前はLabs Flingsでの提供)
インストール方法はPowerCLI 6.5.1以降から実装されたPowerShell Galleryからのダウンロードとなります。
https://www.powershellgallery.com/packages/VMware.PowerCLI/
新規にインストールする場合は、インターネットに疎通できる環境でPowerShellを管理者権限で開き、Install-Moduleを実行するのみ。
Install-Module -Name VMware.PowerCLI
※ 2020年4月に PowerShell Gallery の仕様が変更され、TLS 1.2 での接続が必須となりました。PowerShellGet モジュールなどが Windows Server 2016 の初期バージョンなどの場合はインストールに失敗するため TLS 1.2 を既定値に設定するか、PowerShellGet などモジュールを最新版に更新する必要があります。
以下にいくつかのワークアラウンド手順を纏めましたので参照ください。
- PowerShell 5.1 環境で PowerCLI のインストールエラーが出た時の対処方法 ①(Install-Module や Register-PSRepository のエラー対応)
- PowerShell 5.1 環境で PowerCLI のインストールエラーが出た時の対処方法 ②(Install-Module や Register-PSRepository のエラー対応)
Update-Module -Name VMware.PowerCLI
※ 公式の Vmware Code ユーザーガイド <https://code.vmware.com/tool/vmware-powercli> によると Update-Module では更新時に古いモジュールが削除されないため、一度インストール済みのモジュールを以下の様なコマンドで確認し、
Get-Module -Name VMware.* -ListAvailable
その後に Uninstall-Module で削除します。
全て削除後に最新版の PowerCLI 再インストールでよければ以下のコマンドで一括削除します。
Get-Module -Name VMware.* -ListAvailable | Uninstall-Module -Force
さっそく試しに手元の踏み台PCのバージョンアップを行ってみました。
まずは Get-PowerCLIVersion で現在のバージョンを確認、
Find-Module でPowerShell Galleryの最新バージョンを確認、
Find-Module -Name VMware.PowerCLIGet-Module で既存のモジュールを確認、
Get-Module -Name VMware.* -ListAvailable必要に応じて既存モジュールを削除、
Get-Module -Name VMware.* -ListAvailable | Uninstall-Module -Force
Install-Module か Update-Moduleで再インストールをかけます。
Update-Module -Name VMware.PowerCLI または Install-Module -Name VMware.PowerCLI
更新されたModuleは私の場合は "C:\Program Files\WindowsPowerShell\Modules" に落としていますので、以下のようにタイムスタンプが更新されました。
ちなみにPowerCLIのユーザーガイドは以下のURLから参照可能です。
より深く知りたいときはユーザーガイドを参照してください。
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