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2017年4月16日日曜日

Thinkpad X1 Carbon 2017 (Gen5) に Windows 10 Creators Update の適用

先週、Thinkpad X1 Carbon 2017 (Gen5)  に Windows 10 Creators Update (Build 15063)を適用した際、
Wireless LANカード(Intel AC 8265)のドライバ周りでBSODになったのでメモ書きしておきます。

結論としては、Build 15063適用の前に、デバイスマネージャからIntel AC 8265のデバイスドライバを更新しておくことが必要です(Windows Updateのドライバで問題なしでした)。

確認と切り分けした内容は以下。
  • 通常配信前だったので、今回はUpdateアシスタントを利用して実施。
  • Build 15063への更新は1時間ほどで正常終了したのですが、起動後にやたらとWebブラウザの動作が遅くなりDNSの名前解決が正常にいかずにタイムアウトする場面が発生。
  • イベントログにはUDP周りのエラーとDNSタイムアウトのエラーが多数。


  • そんな状態で再起動前に開いていたChromeの30個以上のタブを一気に開こうとしたらBSODが発生。


  • 再起動後、もう一度切り分けのためにnslookupを叩くと、応答がなくプロンプトを強制終了したら再度同じBSOD。
    エラーの内容からネットワーク周りのファームウェアかデバイスドライバかが怪しいので更新する事に。

  • Lenovo CompanionでBIOS周りなどを更新するが、事象は変わらず。

  •  次にWireless LANカード(Intel AC 8265)をデバイスマネージャで確認すると、ドライバは出荷状態のままなので2016/09/07のタイムスタンプ。


  •  これを「ドライバーの更新」からオンラインで更新版の検索をかけて、最近(2017/03/17)の更新されたドライバが適用できるので、更新。

  • Wireless LANカード(Intel AC 8265)のデバイスドライバの更新後は、Chromeで多数のタブを一気に開いてもUDP関連のエラーは記録されずに安定しています。
これからメジャーバージョンでのアップデートする場合はこの辺りを事前に確認する必要があります。

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