Wireless LANカード(Intel AC 8265)のドライバ周りでBSODになったのでメモ書きしておきます。
結論としては、Build 15063適用の前に、デバイスマネージャからIntel AC 8265のデバイスドライバを更新しておくことが必要です(Windows Updateのドライバで問題なしでした)。
確認と切り分けした内容は以下。
- 通常配信前だったので、今回はUpdateアシスタントを利用して実施。
- Build 15063への更新は1時間ほどで正常終了したのですが、起動後にやたらとWebブラウザの動作が遅くなりDNSの名前解決が正常にいかずにタイムアウトする場面が発生。
- イベントログにはUDP周りのエラーとDNSタイムアウトのエラーが多数。
- そんな状態で再起動前に開いていたChromeの30個以上のタブを一気に開こうとしたらBSODが発生。
- 再起動後、もう一度切り分けのためにnslookupを叩くと、応答がなくプロンプトを強制終了したら再度同じBSOD。
エラーの内容からネットワーク周りのファームウェアかデバイスドライバかが怪しいので更新する事に。
- Lenovo CompanionでBIOS周りなどを更新するが、事象は変わらず。
- 次にWireless LANカード(Intel AC 8265)をデバイスマネージャで確認すると、ドライバは出荷状態のままなので2016/09/07のタイムスタンプ。
- これを「ドライバーの更新」からオンラインで更新版の検索をかけて、最近(2017/03/17)の更新されたドライバが適用できるので、更新。
- Wireless LANカード(Intel AC 8265)のデバイスドライバの更新後は、Chromeで多数のタブを一気に開いてもUDP関連のエラーは記録されずに安定しています。
これからメジャーバージョンでのアップデートする場合はこの辺りを事前に確認する必要があります。
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