新型コロナへの対策で2月以降ほとんど在宅勤務になり、業務時間中の Zoom や WebEx を利用したリモート会議・勉強会がひっきりなしに行われており、
ノート PC の画面が手狭になったためずっと欲しかった Lenovo の 14 インチモニタ Thinkvison M14 を買ってみました。
ThinkVision M14 のLenovo ショッピングページ
Thinkvison M14 の公式ページ
※ 値段はその時々で e クーポンの値引き率で異なってますが、私は 24% Off の税込 30,096 円のタイミングで購入しました。PC と一緒に購入するともっと値引かれるかも?
Thinkpad X1 Carbon 5th と合わせて使ってますが、どちらも 14インチ FHD なので同じ目線で同じ解像度の画面を操作でき、何より X1C と同じノングレアなのがストレスなくて非常に使いやすいです。
リモート会議中、片方は全画面を共有、片方はメモ、資料作成用に利用などバランスよく使えます。
その他、普通の使い方のレビュー、製品紹介はその他多くの人が記事を書いているのでそちらにお任せして、
私が購入前に気になっていた映像入力、電源関連で確認したところを書き留めておきます。
私が購入前に気になっていた映像入力、電源関連で確認したところを書き留めておきます。
映像入力関連
手持ちの PC、スマホで試したのは以下。
- Thinkpad X1 Carbon 5th : USB Type-C (Thunderbolt 3), HDMI (Type-C 変換)
- Thinkpad X220 : VGA (Type-C 変換)
- Surface Pro 7th : USB Type-C
- Pixel 3 : USB Type-C
映像出力 可能 なパターン
結論は、DisplayPort, Thunderbolt 3 など Type-C 経由での映像出力に対応している PC であれば Type-C ケーブル一本つなげば問題なく映像出力でき、非常に使い勝手が良いです。
PC 側が映像出力に対応した Type-C 搭載していさえすれば使えるので、今後のモデルであれば問題なく汎用的に使えそうです。
映像出力 不可 なパターン
使えないだろうと思っていたけど実際に試してみたものとして、
PC 側の HDMI ポートに HDMI-Type-C 変換ケーブル(使ったケーブルはこれ)を指して、Type-C を M14 側に接続した場合や、PC 側の VGA ポートから VGA-Type-C 変換コネクタ(純正品)を挿した M14 に接続した場合は映像出力はされませんでした。
なので、データセンターでの作業用モニタとしては使えないです。
また、Pixel 3 も USB 経由での映像出力に対応していないようなので不可でした。
電源関連
M14 は Type-C 経由の USB Power Delivery に対応しているので、
- [電源] - <Type-C> - [M14] - <Type-C> - [PC]
- [電源] - <Type-C> - [PC] - <Type-C> - [M14]
- [PC (バッテリー駆動)] - <Type-C> - [M14]
での給電は問題なく行えました。
M14 経由での給電不可のパターン
以下の様な M14 を経由してさらに別のデバイスにデイジーチェーンで給電する事は不可です。
- 給電不可
[電源] - <Type-C> - [PC] - <Type-C> - [M14] - <Type-C> [スマホ]
また、手持ちの Thinkpad X1 Carbon 5th は対応している入力が 45W 以上なので、M14 に 45W 電源で給電しながら X1C の給電は不可で、
M14 経由で給電するには 65W 電源が必要でした。
Surface Pro 7th では 45W 電源経由でも Surface 側には 30W で給電されます。
M14 経由で給電するには 65W 電源が必要でした。
Surface Pro 7th では 45W 電源経由でも Surface 側には 30W で給電されます。
- 給電不可
[電源 45W] - <Type-C> - [M14] - <Type-C> - [PC (Thinkpad X1C 5th)] - 給電可
[電源 65W] - <Type-C> - [M14] - <Type-C> - (45W ) - [PC (Thinkpad X1C 5th)]
- 給電可
[電源 45W] - <Type-C> - [M14] - <Type-C> - (30W) - [PC (Surface Pro 7th)]
M14 本体の消費電力
PC をバッテリー駆動で利用している場合の M14 側の入力は 5V x 0.5A 程度で済むようで結構省エネです。
まとめ
映像出力と電力の入出力の具合がわかりましたので、自宅では
- [電源 45W] - <Type-C> - [PC (Thinkpad X1C 5th)] - <Type-C> - [M14]
か、同時にスマホも充電する時などは
- [電源 65W] - <Type-C> - [M14] - <Type-C> - (45W ) - [PC (Thinkpad X1C 5th)] - <Type-C> - Pixel
で使う事になりそうですが、65W は外出用で使っているのでテレワークが減ってきたら前者の運用がメインになりそうです。
3万ちょっとでかなり使い勝手の良いモニタ、良い買い物したと満足です。