※今まで利用してきたr31、x200s、X220、X240等との比較なので、先代のGen4 X1Cとの比較を知りたい方はThe比較の記事など参照ください。
以下、長々と書いているので適当に参考にしてください。
【3/22 更新】新幹線に乗ったついでに座席のテーブルとのサイズ比較を載せました。
Thinkpad X1C Gen5 構成
今回の構成はWin10 Pro + 16GB Memモデルが欲しかったので、2/11時点で構成可能な以下の組み合わせにしました。- Windows 10 Pro
- i7-7500u
- 16GB Mem
- 512GB NVMe SSD (中身は PM961 Samsung MZVLW512HMJP-000L7 SSD M.2 drive でした)
- FHDディスプレイ
- 英語版 PS/2 101キーボード
主な用途はBYODで仕事用。Horizon Viewで会社にVDI接続するか、ローカルでVmware Workstationを動かすか、Officeでドキュメント作成 or 仮想化関連の作業・開発に使うのが主用途。
以前のバージョンのvSphereのWeb MKSのキーボードマッピングがよろしくないので、キーボードはPS2 101を選択。
今回はこのキーボードのおかげで早々に手に入れることができました。
届くまで
元々注文時のフォームで2/27の納品予定表示、注文から1週間ほどで発送済みの連絡があり、実際に到着したのは2/22だったので、10日ちょっとで届きました。
今まで3台のThinkpadをWebから購入してきましたが、予定より早まったのは初めてでした。
箱明けと同梱物
届いた翌日、身内の不幸で遠方に空路移動しなければならなかったので、箱明けと簡単な初期設定、Google DriveとDropboxなどの同期しながら比較写真を撮りました。
箱はX240とかと違いきれいな化粧箱でした。X1マウスもお揃いの化粧箱。
今回はUSB-C to VGAの変換コネクタと、X1 ワイヤレスタッチマウスを購入。
マウスは今までLogicoolのMXを使っていたけど薄いマウスが欲しかったので試しに買ってみました。
イベントの登壇時の宣伝用に一昨年もらったvExpertシールの余りを貼付。
キーボードはX240とほぼ同じ使い勝手。若干ピッチが広い感じ。
X240には付けてなかった指紋認証がこんなに便利だった事に初めて気づく。
キーのアップはこんな感じで、Webメディアの噂通りクリック音がだいぶ静か。
キーストロークもX240からあまり変わらない印象で、すんなり使えた。
ヒンジとFHD画面のアップ。
WQHD画面はもっとどっと小さくて滑らかなんだろうけど、手順書とかのキャプチャの調整が面倒そうなので、今回はFHDで我慢。
オプションで買ったUSB-C to VGA。そんなに大きくなく可もなく不可もなく。
RJ45のコネクタはUSB-Cではなく本体左の専用ポートのものを購入。こちらはデータセンター作業時に必須なので重宝します。
本体外観は従来の角コネクタ用(奥)の65Wアダプタとほぼ同サイズ。
USB-Cのアダプタには、
20V … 3.25A / 15V … 3A / 9V … 2A / 5V … 2A
の各タイプの仕様の記載あり。
試しにMoto Z playで充電を試したら問題なく充電できました。
X220、X240との比較
ここ6年は3年ずつX220、X240を利用してきて、仕事で利用している鞄と作業時のリュックには14インチサイズはちょっと大きすぎる印象があったが、X1C Gen5で狭額化と本体が一回り小さくなったのも、X1Cを買う決断になった一つ。
某掲示板に投稿した際の写真。
重ねてみると12.5インチサイズの上の2台より一回り大きいくらいのX1C Gen5。
職場で同僚が使っているGen3、Gen4 と比べたら同じくらいの比率でGen5の方が一回り小さかった。
真横から見ると薄さが際立ち、X220のバッテリ部分の不細工さが際立つ…
薄さ以外にも軽さもX240から比べてもかなり進化していて、この点も満足。
気に入ったのは、X1 Carbonのメリットでもある筐体の強度。X240は本体を捻じるととかなり歪む(撓む)けれども、X1Cは相当強く壊す覚悟で捻じらないと撓まない。
工具や書類と一緒に無造作に鞄に入れることが多いので、この点はかなり助かる。
新幹線の座席テーブルとのサイズ比較
東海道新幹線のN700の座席テーブルにX1Cを置いたときの比較です。
サイズが一回り小さくなったことで、最前列の壁テーブルにも収まるのでガタつきはありません。
また、USB-Cの充電コネクタもテーブル枠に干渉しません。
【最前列】
【通常の座席】
設定関連と気付いた所
X240まではTechNet SubscriptionでOSもOfficeも自由に入れてたので安いOEM OSで買って、ProやEnterpriseで入れなおしてました。
TechNet Subscriptionはなくなってしまったので、今回は初めてOEMで入っているWindowsとメーカーツールを吊るしのまま利用してみました。
仮想化関連
Officeは以前のライセンスで2013 ProとVisio2013をインストール。
その後、Vmware Workstation Pro 12をインストールしたらIntel VT-xなど仮想化関連機能がデフォルトだと無効化されていた事に気付き、System settingsからこれらを有効化。
ついでなのでシステム情報のキャプチャを添付。
電源管理
X240でWindows 7の頃にあった、バッテリの充電閾値設定がWindows 8.x以降は非サポートだったのか使えなくなってしまったのが、
X1C Gen5のLenovo Settingsを見たら復活していた。
そんなに気にする必要はないけども、以前のように充電動作の閾値を設定。
その他、私は利用しないけどもキーマップの変更も少しできるようです。
Wifi設定
その他、PCを起動したままオフィス内の移動、特にフロアの上下階移動時にWifiのアクセスポイントの切り替わりで、X240と比べて切断と復旧がシビアになっている気がして、以前はそのままつながっていたVDIセッションが切れるようになったので、少しデバイスの設定を変更。
一応、電源管理の無効化とローミングの積極性の変更をしたが、あまり変化がなかったのでしばらく継続利用してみることに。ドライババージョンなども変更しようか検討中。
NVMe SSDについて
上にも書きましたが、BTOで選べる512GB NVMe SSD の中身は PM961 Samsung MZVLW512HMJP-000L7 SSD M.2 drive でした。
一応、初期状態のときにCDMでIOスループットを確認するとほぼカタログスペック通りの値が確認できます。Sequential Writeはカタログ値より出ている様です。
Random IOは弱い。
以前のX240はHDDで購入してTranscend m.2のSSDをCドライブ、SANDiskのSATA 2.5 256GB SSDをデータドライブに利用してましたが、その時の値と比べるとRandom IOの違いは2倍くらい早くなっているようです。
元々IOは十分早かったのでOffice等の用途ではそれほど体感する機会はないですが、WinRARなどの処理速度やVMware関連の処理はだいぶ高速化されました。
(3/14 追記) Windows エクスペリエンスインデックスの値は以下の通り。
バッテリの持ち
まだあまり試してませんが、午後13時半→18時くらいまで、テザリングのWifi接続でHorizon ViewのVDI環境につなぎっぱなしで仕事しても95% → 45%くらいの減りなので、終日利用でも問題は無さそう。
静穏性
CPUを100%利用し続けることがない上に、負荷かけるときは大体騒音の激しい場所でVMware上でデプロイツールを動かしている時なので静穏性に関しては何とも言えません。
Office用途ならファンが回ることも殆どないのでその点は超静粛。
キーの打刻音も今までとあまり変わらない程度。
その他、気になっているところ
Horizon View 6.x環境に接続している際に、VDI上の日本語IMEとのキーマッピングが初回ログイン時には正常なのに、一度セッションが切断され、再接続するとキーマッピングが狂う事象が100%の再現性。
今まで他の英語キーボードユーザーは、初回NGで再接続時にOKになる場合がほとんどなのに逆のパターン。
しかも再接続時のキーマッピングの狂いは、なぜかコマンドプロンプト、PowerShellなどのCLIか、秀丸などのまともなテキストエディタでは大丈夫で、エクスプローラやOfficeではNG。
VDIを踏み台にWindows ServerにRDPで入ると、OKなものとNGなものがあったり、何かしら回避方法はありそうだけどその差異がわからないので、もうしばらく調べてみます。
他は概ね満足。
続きはこちら。
http://kwmtlog.blogspot.jp/2017/03/thinkpad-x1-carbon-2017-gen5_15.html
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