ad1

2024年4月2日火曜日

VMware Cloud Foundation 5.1.1 (VCF 5.1.1) の評価ライセンスモードについて

2024/3/26 に VMware Cloud Foundation 5.1.1 (VCF 5.1.1) がリリースされましたが、
このバージョンでは VMware by Broadcom 体制の新しいサブスクリプションライセンスに対応した他、初期構築時にライセンスキーを必要としない評価ライセンスモードでの構築が可能になりました。

この仕様変更により従来は検証環境の場合でも最初から vSphere / vSAN / NSX / Aria などのライセンスキーを用意する必要がありましたが、今後は評価ライセンスモードを利用することで構築から 60 日の評価期間はすべての機能を利用可能になります。

今までは Holodeck や VLC (VCF Lab Constructor) を利用したちょっとした検証時も評価ライセンスキーを用意する手間がありましたが、今後は素組みの vSphere と同じく初期構築後は 60 日間の評価モードが利用できるので、検証用途では非常に楽になりました。

※ 初期構築時以外にもワークロードドメインの追加時や、拡張時にも「License Later Mode」を利用することで、先にホストを追加しておき 60 日以内にライセンスキーを適用する非同期運用が可能です。

そのポイントを簡単に試したので記しておきます。

2023年12月10日日曜日

Live Optics を利用した仮想化基盤の詳細アセスメント(2024年版)

今回は VMware Explore 2023 Tokyo のテックステージの LT で沢山の人に資料公開予定ありますか?と言われていた LiveOptice の Deep な使い方をよく頂く質問と合わせてご紹介します。 

※本投稿は vExperts Advent Calendar 2023 の 12/10 参加記事となります。https://adventar.org/calendars/8879

LiveOptics ネタは久々の投稿ですが、過去に投稿した LiveOptics 関連の記事は以下。

Live Optics の使い方のポイント

2023年12月8日金曜日

vSphere 8.0 U2・vSAN 8.0 U2 機能強化・アップデート情報

春先に vSphere 8.0 Update1 の話をまとめたと思ったら8月の VMware Explore 2023 で vSphere 8.0、vSAN 8.0 Update2 が発表され、9/22 には IA (Initial Availability) リリースされ、10/13 には GA (General Availability) となりました。

※  IA (Initial Availability) と GA (General Availability) についてはこちらの公式 Blog を参照してください → The vSphere 8 Release Model Evolves

だいぶまとめが遅くなりましたが、今後の個人的な覚書として整理しておきます。

公式アナウンス・リリース情報はこちら

最近は公式 Blog と並行して Core Techzone の記事が非常に多いので追うのも大変ですが、一通りまとめておきます。

公式 Blog / Core Techzone

vSphere 8.0 U2 について

vSAN 8.0 U2 および vSAN Max について

VMware Explore 2023 Tokyo オンデマンドコンテンツの紹介

先月開催された VMware Explore 2023 Tokyo のオンデマンド配信が 12/22 までの期間限定で公開されております。

おかげさまで担当した vSAN ESA Deep Dive がアンケート評価でトップになりました、ありがとうございます。

vSAN Express Storage Architecture (vSAN ESA) Deep Dive はこちら👇

資料もダウンロード可能ですので、今後の vSAN ESA の導入検討にご活用頂ければ幸いです📝



2023年11月13日月曜日

vCenter 8.0 Update 2 vCLS Retreat Mode (退避モード) の UI 組み込み

 vCenter 8.0 U2 では vSphere の機能強化リクエスト「アイデアポータル」でも以前からリクエストが上がっていた vCLS 退避モード (vCLS Retreat Mode) が vSphere Client の UI から設定可能となりました。

※ 本機能追加は vCenter 7.0 U3o にもバックポートされました。

簡単に画面で紹介します。

以前のバージョン (vCenter 8.0u1 以前) では各クラスタの構成メニューの配下にある「vSphere クラスタサービス」の項目は vCLS VM を配置するデータストア設定のみが表示されています。


vCenter 8.0 Update 2 地味に良くなった vSphere Client の UI (リソースメーターの復活)

vCenter 8.0 Update 2 では、8.0 GA のときから不評がでていたサマリ画面における「リソース利用率」を示すバーが復活しました。

その他幾つか画面デザインが変わっているので簡単にご紹介します。

vCenter 8.0 Update 1 までの UI

まず、クラスタのサマリ画面。CPU やメモリ、ストレージのリソース利用率を示す割合がテキストのみで表示されており、パッと見でどれくらい使わているのか判断し難いです。

vCneter のアイコンは 7.0 以降で採用されたアイコン。


2023年9月20日水曜日

最近の ESXi では以前のクラスタで作成した vSAN パーティションを Host Client の GUI から消せる

最近、お客様の PoC 環境の再構築を手伝う中で気付いたことですが、ESXi 6.7 U3、ESXi 7.0.x と ESXi 8.0.x の Host Client で以前利用していた vSAN データストアの情報が残った vSAN ドライブの中のパーティションを簡単に削除できるようになっていました。
いつからこの機能使えたのだろうか?

今まで esxcli vsan storage remove -u <Disk UUID> コマンドで一つづつ削除したり、 ESXi のインストール時の Kickstart で clearpart --all 仕掛けていた手間を考えたらかなり楽...

ここ数年は Nested 環境で検証することがメインだったので、たまには実機器で検証して手を動かさないとだめですね...

過去30日でアクセスの多い投稿